2010年10月5日火曜日

飯豊はイイデェ!武者修行、ミウラ独行道の巻

■皆様こんにちは、登山担当のミウラです。先日、東北のアルプスと言われる「飯豊連峰」を歩いてきました。お天気に恵まれ、紅葉も始まり、文句なしの登山日和でした。

■今回はミウラ久しぶりの川入コース。御沢キャンプ場登山口からスタートする主峰飯豊本山までの最短コースです。しかし最短とはいっても、標高差約1500m、総移動距離往復で約23km、東北地方の山の中ではナンバーワンの深い山、安全確実なプラン・十分な装備・体力・技術・心構えなどが必要です。登山口には樹齢約400年以上の杉の木が4本並んでいます。

■登山を開始してすぐ「長坂」と言われる急登が続きます。展望が開けてくると三国岳が顔を出しました。御沢キャンプ場登山口から三国岳まではコースタイムで約4時間。飯豊連峰は主稜線に出るまでが大変です。

■三国岳が近づいてきますと、岩場のやせ尾根「剣が峰」の岩稜帯となります。

■「剣が峰」のやせ尾根にはこんな鎖場もありますから注意が必要です。

■飯豊連峰の主峰は1等三角点の置かれる「飯豊本山(2105m)」と言われます。日本百名山を目指す人々は飯豊本山を目標にします。しかし飯豊連峰の最高峰はこの大日岳(2128m)なのです。下記は三国岳山頂(1644m)からみた大日岳。なんとも迫力ある山容です。

■飯豊山頂はすごい!広い!でかい!空もキレイ!遠くには日本海!素晴らしい!!!本当に今日ここに来れて良かった。山頂には誰もいないので、この景色すべてを独り占め!

■飯豊本山からの景色です。奥のピークが飯豊連峰最高峰の大日岳。幅広い稜線の斜面には雪渓が残っています。

■飯豊本山の北西方向、北股岳(2024m)・烏帽子岳(2017m)の景色。とにかくでかい!!飯豊に来るなら最低一泊二日、できれば二・三泊してゆっくりと堪能したいものです。

■山頂から会津磐梯山が見えました!他にも朝日連峰・蔵王連峰などなど南東北の名だたる山々を見ることができました。

■下山直前に熊さんとの久しぶりのご対面という幸運な出来事もあり、最後までドキドキ・ワクワクする楽しい飯豊散歩でした。

■熊さんの活動が活発になる季節です。いろんな方から話を聞くと今年も熊さんは里に下りてきているみたいですね。熊さんに会いたい方は静かに黙々と歩きましょう。会いたくない方は、熊鈴を鳴らしたり・ホイッスルを鳴らしたりし、自分の存在を積極的に熊さんに伝えるようにしてみてください。ただし、登山者が多いときには、周りの方々の迷惑にならないように消音するマナーもお忘れなく。沢沿いのコース・雨の日や風の日などは人の気配がかき消されてしますのでより積極的に自分の存在を伝えるようにしてくださいね。それでも心配な方には熊撃退スプレーの携帯をオススメします。では幸運を祈ります!

<次回予告> 10月7日 東北随一の紅葉と称される、栗駒山(東栗駒コース~天馬尾根~秣岳)に行ってきます!

0 件のコメント: