今日歩いてきましたのは仙台市民にとっては泉が岳と同様にお馴染みの「七ツ森」。
大和町にあるポコポコした山並は東北自動車道からもよく見えます。
では皆様ご存知でしょうか?七ツ森の「七薬師掛け」を。
七ツ森とはその名の通り七つの山の総称で各山頂には薬師如来石像が祀られています。その7山を一日で踏破するのが「七薬師掛け」なのです。古の人々は、無病息災・家内安全・五穀豊穣などを願い歩いていたそうです。日本における登山の始まりがここにあります。
現在レクレーションとして楽しまれている登山ですが、今回のミウラの山行は登山の起源を思い起こしながら、一心不乱に東日本大震災からの復興を願いつつ踏破にチャレンジしてきました。
■スタート地点は七ツ森の南東方向にあります信楽寺跡登山口。アスファルトの広い駐車場と案内板があります。
■七薬師掛コース入口の案内板もあります。ここから「七ツ森」に入山です。
■まず1山目は291mの松倉山(まつくらやま)。
■2山目は359mの撫倉山(なでくらやま)。七ツ森(笹倉山以外)で最も高い山。展望も抜群です。
■泉が岳・北泉が岳・舟形連邦を望むことができます。眼下には七ツ森湖。
■3山目は327mの大倉山(おおくらやま)。
■4山目は289mの蜂倉山(はちくらやま)。
■5山目は313mの鎌倉山(かまくらやま)。
■6山目は307mの遂倉山(とがくらやま)。
■そして7山目は232mの「たがら森」で完全踏破!!! と思いきや実は違うのです。この7山目の「たがら森」当時は七ツ森の7山目だったのですが、いつの頃からかはわかりませんが現在は4キロほど離れたところにあります「笹倉山」を入れた7山で七ツ森としているのです。
■そんなわけで、旧七薬師掛け(七ツ森縦走)を終えるとすぐに駐車場に歩いて戻り笹倉山へと移動します。これが現在の七ツ森の主峰「笹倉山」。どっしりとした迫力ある山容です。完全踏破まであと1山。
■笹倉山登山口に到着。笹倉山は別名大森山とも呼ばれています。
■松倉山・撫倉山・大倉山・蜂倉山・鎌倉山・遂倉山・たがら森、そして最後の1山、506mの笹倉山山頂。これで七薬師掛け完全踏破!
■でも願いを叶えるのは自分自身。この先もずっと一歩・一歩上を向いて歩き続けて行きましょう!次回はどこに行こうかなあ。
これから梅雨になりますが雨の山歩きも一興ですよ。雨の安全対策術・装備などご不明の点がございましたら、どうぞ御遠慮なくお問い合わせくださいませ。
ゼビオアウトドア館 ミウラ