■お久しぶりです、ミウラでございます。8月の北アルプス「ジャンダルム」以来の投稿となりますが皆様お元気でしょうか。その後も「沢登り」に「登山」にといろいろやっておりましたがパソコンと向き合う時間がなかなか・・・。やっと時間ができたのでまずは近況からご報告を。
■先週、日本山岳協会主催の山岳上級指導員講習会に参加してきました。下の写真は宮城県第二総合運動場のクライミングウォールです。なにやらロープが複雑に釣り下がっていますね。
■拡大するとしっかりと支点をとっていますが、この先に何がぶら下がっているのでしょうか?
■解りますでしょうか?実はタイヤがぶら下がっているのです。このタイヤには砂袋が詰め込んであり50~60kg(人間の体重位)あります。滑落した人をしっかりと確実に止める訓練なのです。
■タイヤが落とされるとロープがピンと張り、タイヤの重量以上(落下係数による)の衝撃が確保者(止める人)にかかってきます。衝撃が大きいと確保者は数メートル引っ張られることもあります。引っ張られないためにはどうすれば良いか、墜落者への衝撃の緩和、がこの訓練の目指すところです。ポイントは確実な「セルフビレイ」と「制動確保」ですね。こんな体感訓練は普段はできないので本当に貴重な体験をさせていただきました。
■クライミングウォールの脇から懸垂下降の訓練。
■日本山岳協会指導委員長直々にご指導いただき大変為になる講習会でした。今後の安全登山にも活かしてゆきたいと思います。
■クライミングはやらないという方でも、登山やアウトドアに関わる人や今回の大震災のような危機を乗り切り大切な人を守るためにも、ロープワークは身に付けておきたいサバイバル技術だと思います。もし興味のある方がいらっしゃいましたらご遠慮なくご相談くださいませ。
そして近日投稿予定 彼らが見たものは・・・
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