2010年9月14日火曜日

トレッキングフィールド講習会in月山


■日時:2010年9月14日(火)
■場所:山形県 月山(百名山1,984m)/姥沢駐車場~月山リフト(リフト上駅1,520m)~姥ヶ岳(1,669.7m)~金姥~牛首~月山山頂(1,984m)~牛首~牛首下~姥沢小屋(1,180m)~姥沢駐車場
■メンバー:店長山下、トレッキング担当三浦、穂積、宮城県・山形県内ゼビオ各店(石巻、名取、長町、山形吉原、みかわ、米沢店)トレッキング担当スタッフ13名 
総勢16名

■空前の登山人口増加に伴い、警察庁がまとめた「平成21年中における山岳遭の概況」によると、平成21年中の山岳遭難は1676件(前年対比45件増)発生し、遭難者数は2085人(前年対比152人増)に上回り、そのうち、死亡もしくは行方不明となった人数は317人(前年対比36人増)で、遭難件数、遭難者数、死者および行方不明の数全てにおいて、昭和36年以降、過去最高となりました。
今回は、まもなく訪れる色鮮やかな紅葉登山に向け、お客様に快適な秋山登山をより安全に楽しんでいただけるよう当アウトドア館が主催するゼビオスタッフ対象のフィールド講習会を開催しました!

■生憎の天候の中での開会式。今回の目的と参加スタッフの意気込み、講習内容と登山ルートの確認の実施。

■そのまま①『登山装備』の講習へ、装備の必要性と使用方法、②『上手なパッキング術&ザックの背負い方』について学びました。講師はおなじみ、うちの三浦、サポートに同じくうちの穂積、私はキャメラマン兼保護者役です。

■約1時間強の講習の後、姥沢月山リフト乗り場へ移動。実地の実感がわいてきたのか皆テンション上がってます!

■リフト下車後、入念に準備運動を。

■③『基本的な山の歩き方について』講習。疲労軽減、転落滑落スリップ防止、重心ポイントや歩行ペース、靴のトラブル等8項目にわたる内容の後イザ登山へ!

■姥ヶ岳までは約30分、山頂直下までは見通しは上々です。

■姥ヶ岳山頂。視界の悪い状況ですが、牛首にかけてしっかり講習を。④『山での休憩のとりかた』⑤『山での食事・水分補給について』⑥『暑さ・寒さに対応するレイヤリング術とレインウエアの上手な使用方法』について学びます。

■姥ヶ岳より時折激しい雨の中、最後の急登を登り、無事に月山登頂!

■ピークは月山神社の鳥居を越えて、祈祷料¥500を払った先となるのですが、今回は鳥居前で何時ものポージング!

■頂上小屋で休憩(休憩料¥200)の後、下山は牛首まで往路を辿り分岐より左(南南西)、姥沢小屋方面へ。月山湖を見下ろしながら景観の素晴らしいコースです!1枚撮ってもらいました♪

■標高差800mを約2時間半かけての下山では⑦『トレッキングポールの必要性と使用方法について』ポールを始めて使うスタッフ達も効果を実感していたようです。


■今回の研修登山を通して、高い空、澄んだ空気、体力的に最も充実している時期で、涼しく快適に歩ける秋山登山の魅力をスタッフそれぞれが実感し、これから迎える紅葉登山への楽しみが高まると同時に、急な天候の変化や日没の早さ、寒暖の差等の夏山以上に注意しなければならない事を身をもって経験しました。
これらの経験を今後は店頭で、少しでもお客様の快適安全登山の為に活かされればと願います。

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