チョウカイフスマと新山 PHOTO / YAMASHITA KATSUJI
■日時:2012年7月20日(金)
■場所:山形県(秋田県) 鳥海山(新山2,236m)
■行程:仙台5:00⇒湯の台 滝の小屋駐車場8:20⇒滝の小屋登山口8:50~滝の小屋9:10⇒八丁坂~河原宿10:15(小休止)⇒大雪渓(心字雪渓)~あざみ坂~伏拝岳13:00(小休止)⇒行者分岐~千蛇谷~大物忌神社13:50(小休止)⇒新山14:25(小休止)⇒往路下山~滝の小屋登山口18:20
■メンバー:山下、山下母、母の山友カワセさん
■今年も山の師匠でもある母親と、今回は母の山友カワセさんも同行していただき残雪豊富なルート“湯の台 滝の小屋口”からの鳥海山ロングステイ日帰り登山へ!
昨年の鉾立(象潟口)~御浜~外輪~新山~千蛇谷~往路のルート 【東北随一の秀峰、高山植物の楽園♪夏の鳥海山トレッキング! 】 にも勝とも劣らない高山植物の花々と残雪との共演は見所満載、感動の連続となる素晴らしいルートです!
*一般的には一泊二日のルートで、健脚の方は日照時間の長いこの時期の日帰りも十分可能ですが、今年は特に残雪が多く斜度は緩いですが軽アイゼン(4本)~6本歯アイゼンは必須です!
■古川ICより国道47号線を庄内方面へ、345号線を北上し八幡から県道366号線へ入り、快晴の鳥海山を望みながら鳥海高原ラインを標高1,200mの滝の小屋駐車場へ!
THE DAY
滝の小屋駐車場には入山届けポスト、トイレも完備
夏期は有人の避難小屋となる“滝の小屋”
滝の小屋渡渉地点よりほどなく小規模の雪渓が白糸の滝まで続きます
八丁坂分岐への夏道を見逃さないように注意しながら左側を歩く
このルート第一の試練となるはずの“八丁坂”もこのロケーション♪
花々に疲れを癒されながらのんびり登ります
咲き始めのハクサンシャジンと“月山”の遠景
クルマユリ
ミヤマハンショウヅル
ミヤマキンポウゲ
約1時間30分で“河原宿”到着
綺麗なトイレもあります
雪解けの切れるような冷たさの沢水で顔を洗いリフレッシュ!
あざみ坂まで続く大雪渓にテンション↑
河原宿周辺は見事なチングルマの大群落!
雪渓を行く
日当たりのいい尾根上にはニッコウキスゲが群生!
雲海上の月山と雪渓を背景に
カラマツソウ
ヨツバシオガマ
あざみ坂より日本海上の飛島と雲海の中の鳥海湖の展望!
登山開始から約4時間強で外輪の伏拝岳到着!
鳥海山最高峰“新山”を望む
鳥海山の固有種“チョウカイアザミ”はもうじき開花
2011年8月5日(金)のチョウカイアザミ(賽ノ河原~御浜~扇子森)
外輪から目指す新山と大物忌神社
イワギキョウ
外輪では高山帯乾燥地砂礫地等に咲く花々が数多く見られます♪
いよいよ外輪から鳥海山の核心、新山へ!
イワブクロ
鳥海山を代表する高山植物“チョウカイフスマ”
砂礫の道で滑りやすく落石にも注意が必要!
外輪との高度感はなかなかの迫力!
登山開始から約5時間の13:50頂上御室(おむろ)到着!
変化に富んだ地形と花々を楽しみながらのんびりペース
通常の標準登頂時間は御室までで約4時間となります
大物忌(おおものいみ)神社ではご朱印の他
お守り、ピンバッチ、山頂限定手ぬぐい、登頂証明書
そしてビールも販売しています!
*山頂アタックの方は控えましょう
神社左手より急峻な岩場を約20分程で山頂へ!
サブザック、空身でのアタックも可
今までの景観から大きく変わり岩場の荒々しい
鳥海山の核心部
“新山”(2236m)登頂!
山頂はものすごく穏やか
外輪それぞれの頂に囲まれてる新山は王様の風格
外輪最高峰の“七高山”(2229m)を望む
日本海に面した象潟にかほ市、由利本荘市方面
新山からの下山は胎内くぐりを通過し東側(神社右側)へ
残雪が多く残ってますが比較的楽なルートです
穏やかな山頂で約30分の滞在
名残惜しみながら下山
途中外輪のとある箇所にチョウカイフスマとイワブクロを
小さな石で囲ってある場所があります
とても良い撮影スポットとなりますので探してみてください!
*囲ってある石はそっとしておいてください
下山は往路を軽快なペースで♪
山頂から約3時間30分で無事下山!
今回初鳥海のカワセさんお疲れ様でした!
またうちの母共々是非ご一緒しましょう!
何回訪れても底なしの魅力を持つI LOVE鳥海山
夏の最盛期を迎えるこの時期に是非チャレンジしてみてください!
ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ!
★★★おまけ★★★
鳥海山の当ブログ内リンク集となります
回覧後は「戻る」でこちらに戻ってきてください
おしまい
0 件のコメント:
コメントを投稿