2011年2月3日木曜日

バックカントリースキー&スノーボード雪崩レスキューセミナー

■皆様こんにちは、登山担当のミウラです。1月26日・27日、岩手県八幡平にて開催されました、BCガイド・山岳救助隊・山岳指導者を対象とした雪崩レスキューセミナーに参加してきました。講師には日本山岳ガイド協会国際山岳ガイドの山岸慎英さんをお招きし、たいへん実戦的な内容で二日間みっちりと稽古をつけて頂きました。

■天気はあまりにも素晴らしく、できれば滑りたかった・・・。でも今日は我慢我慢、講習に集中です。下記は私のカメラに気付き手をあげる、エムフリーの和田ガイド。仙台からは和田さんとミウラ、二人の参加でした。

■東北地方を中心に活躍する著名なガイド・スキーヤーが集結。講師山岸氏からは最新のテクニックをご教授頂き、皆真剣に自分の技術を再確認していました。

■下記はビーコンの反応をチェック中。15人の参加者のビーコンはマムート・ピープス・トラッカー。それぞれ特性があって他機種と比較しあいました。雪崩装備三種の神器、ビーコン・プローブ・スノーショベルにつきましてご検討中の方はどうぞ御遠慮なくご相談くださいませ。

■宙ぶらりんになりながらもスノーショベルで雪尻(せっぴ)を掘るのは和田ガイド。これは雪尻から落ちた人を救助する訓練。人命を守る為の訓練ですから、我々ガイドは真剣に取り組んでいます。

■雪尻を掘り崩し負傷者を引き上げる道を作るとこんな感じになります。この道を作ってから今度は負傷者「引き上げ」の作業に入ってゆくのです。

■この雪崩のような光景は、雪崩レスキューシュミレーションを行った跡です。実際にビーコンを埋めて何度も何度も探しました。何事もそうだと思いますが反復練習が大切ですね。

■安全に雪山を楽しむために、まず雪山のリスクを理解して頂きたいと思います。雪崩・道迷い・滑落・転落・・・。まずは遭遇しない準備(計画・装備・技術)を万全にすること。そして万一遭遇してしまった場合の対処方法を身につけておくこと。この二段構えで雪山を安全に楽しんでください。
 
ゼビオアウトドア館は皆様の安全で楽しい雪山ライフを応援いたします。
ご不明の点やご相談などありましたらどうぞ御遠慮なくお問い合わせください。

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