2009年8月30日日曜日

2009.8.27 岩手県 早池峰山 エーデルワイスを求めて

○スタッフ
■店長山下(今回もロンリーです・・・)
○行程
■2009年8月27日(木)10:35河原坊登山口出発⇒12:00御座走り⇒12:15打石⇒12:55早池峰山山頂(1917m)⇒14:10五合目御金蔵⇒15:15小田越登山口(登山行程目安:一般歩行6時間20分/健脚歩行5時間10分/店長歩行4時間10分)

店長装備⇒●帽子:モンベル「スティングレイハット」●1stレイヤー:ロウアルパイン「半そでジップシャツ」●2stレイヤー:モンベル「ライトシェルジャケット」●サポートタイツ:ワコールCW-X「プロモデル」●パンツ:コロンビア「タイタニアム クレイジーパンツ」●ソックス:Xソックス「スキーライト」●シューズ:ニューバランス「MT703GH」●時計:スント「S6」●ステッキ:レキ「マカルー ダブル」●グローブ:レキ「フィンガーレス」●ザック:モンベル「バーサライトパック35ℓ」●ハイドレーション:キャメルバック1.5ℓ●マップケース:イスカ●コンパス:スント ●食事:日清カップラーメン他色々●水:1.5ℓ●シングルバーナー:スノーピーク「地チタン」●コッフェル:スノーピーク「チタン」●シュラフ:ナンガ「ダウンバック250STD」●マット:アルティアック「スキンマット」●ヘッドライト:シルバ「3W LED」●小型ランタン:ジェントス「3W LED」●ダウン:コロンビア「ジブラルタルシュートジャケット」●レイン:モンベル「バーサライトジャケット&パンツ」
⇒今回の目的の一つ、ニューバランスのトレッキングシューズ「MT703GH」の登攀実地テストの為、日帰り行程ですが【夏山小屋泊装備】にて。

■今回は日本百名山、そして花の百名山としても全国的に知られる岩手県北上山地の最高峰「早池峰山(1917m)」へ、またまたロンリーでの山行です・・・花期はすでに終了目前で秋の色づきを待つこの時期に、ヨーロッパアルプス、チロル地方で有名なエーデルワイスを見たくなり、それに酷似した日本で唯一の希少種「ハヤチネウスユキソウ」を求めてココへ来てしまいました。また、今回はおNEWの「ニューバランス:MT703GH」トレッキングシューズの絶好のテスト場として、お客様の立場に立った視点で使ってみたいと思います。



■こちらが今回使用の「ニューバランス:MT703GH」トレッキングシューズです!アルピニスト野口健さんもヒマラヤのベースキャンプ4600mまで使用しているというこのシューズの特徴は・・・とにかく軽い!今までに無い超軽量タイプです。また、完全防水GORE-TEX®搭載のミッドカットモデルで、卓越したクッション性とグリップ性に優れ、トレランからハイキング、トレッキングまで幅広く対応します。女性用もおしゃれなカラーで取り揃えております♪富士登山にも大変おすすめです!
■標高1050m早池峰自然保護センター向かいの河原坊登山口より。山頂付近はガスで完全に見えません・・・
■岳川から登山道沿いのコメガモリ沢で早速、防水性と濡れた石上でのグリップテスト。結果はもちろんGOOD!*撮影はロンリー山行の時の相棒「ジョビイ」を使ったセルフシャッターです。
■1350mこうべごうりから先は露岩帯の急登が続く~全山カンラン岩や蛇紋岩でできているため風化作用を受けやすく、もろくて崩れやすい性質があり、同様に形成されている谷川岳では滑落事故等も多く目立ちます。御座走り付近のこの岩場で「ニューバランス:MT703GH」のソール部分のクッション性やグリップ性、底部分の突き上げ感等を入念に確認。結果はもちろんGOOD!店頭では柔らかいソールに不安を感じるかもしれませんが私の体重70kg+夏山小屋装備でもまったく問題なく、むしろ多少歩幅を広くとった歩き方でも快適に歩行ができ、岩を包み込むようなグリップ感も感じられます!
■このコース最大の急傾斜地、8合目(1600m)にそびえる天を指すような大岩「打石(ぶついし)」ここでは特に滑落や落石の誘発に注意しながら慎重に登攀。ここから一気に300m強の高度を稼ぎます!
■早池峰山山頂(標高1917m)登頂!(登山約2時間20分)視界ゼロ・・・ファミリー登山者に撮影してもらいました。
■山小屋で日清のカップラーメンをすすり、約30分の休憩後早々と下山。目的のエーデルワイス(ホントは早池峰薄雪草/ハヤチネウスユキソウ)は下山に期待・・・
■下がり気味のテンションにもめげず下山は小田越コースをとり御田植場の木道を軽快に行きます。
■剣ケ峰分岐後の鉄梯子。上り下りで並列にしっかりと並んでます。見た目以上に急でほぼ垂直です。
■御金蔵5合目。やや視界も良くなり「南部虎の尾/ナンブトラノオ」や「南部唐打草/ナンブトウウチソウ」などの特産種が、そして・・・!?
■奇跡的に残っていた最後のエーデルワイス(正式には早池峰薄雪草/ハヤチネウスユキソウ)に感激♪下山後に気づいたのですが登山口の早池峰自然保護センターの黒板にも、今咲いている花としては記載されておらず、管理人の方に写真を見ていただいたら大変驚いていました!「これはハヤチネウスユキソウだよ~」って。
■余韻に浸りながら引き続き小田越コースを下ります。ガスを抜けると正面に「薬師岳」眼下に小田越小屋がはっきりと見えてきました。
■小田越登山口到着!(下山約1時間半)ここより車道を約2.5km程歩き河原坊へ戻ります。  


■下山後はもちろん温泉♪花巻ICまで引き返し、そこから約15分の花巻南温泉郷「大沢温泉」へ!当初は日帰り入浴の予定でしたが・・・しなびた雰囲気と「自炊部」なる素泊まり自炊棟の料金が格安(¥2,713)の為急遽奥さんへ電話し「今日俺泊まってくわ~」っと言うことで泊まることに♪

■部屋は畳みの八畳、テレビ(アナログ・無料)、冷蔵庫、金庫、お茶に灰皿、布団は自分で敷きます。温泉は全4ヵ所入れて露天あり、24時間OKのところもあり、シャンプー、ボディーソープ付のところもあり、川沿いの素敵な温泉で旅の疲れを癒しました。

■岩手めんこいテレビを見ながらスーパードライ・・・部屋タバコも久々で最高にまったりとした時間が過ごせました!今日は「ニューバランス:MT703GH」の高機能を実感し、最後のエーデルワイス(早池峰薄雪草)に感動し、素敵な温泉宿で自由気ままに滞在し、なかなかの休日でした!!!