2011年9月19日月曜日

飯豊連峰の大パノラマ!残暑の倉手山ハイク

倉手山頂から飯豊連峰の展望
左奥“梅花皮岳” “石転び沢雪渓” “北股岳2024.9m”
手前正面に“梶川尾根”右に“丸森尾根”
■日時:2011年9月12日(月)
■場所:山形県小国町 倉手山(952.5m)
■メンバー:山下(気ままな♪ロンリーハイク)

■皆さまこんにちは!今年は残暑が厳しく、朝晩との気温差の大きい日が続いていますが体調はいかがでしょうか?紅葉にはまだ早いですし、夏の疲れも相まってモチベーションの上がらない日々も多いのでは…

今回は、先月縦走した飯豊連峰(“東北のアルプス”晩夏の飯豊連峰単独縦走!)の山形県小国町側に対峙する“倉手山(952.5m)”へ行ってきました!

東北のアルプスとも称される東北最大の山塊“飯豊連峰”は2000m級の山々が連なり、山域が約40km四方と大きく、どのルートからも主稜線までが遠く、百名山となる主峰“飯豊本山”への日帰りは健脚でない限り困難…通常は山小屋を使っての山歩きとなりますが、それ相当の装備と重量、総合的な登山技術と知識と経験が必要となる為、気軽に入山…というわけにはいきません…

そこで!今回ご案内する“倉手山”は飯豊連峰の雄大な山塊を山頂から展望できる、トレッキング初級者から、手軽に登りたい方にもオススメの山です!

5:40に仙台を出て9:00“飯豊山荘”着
先月の御礼にやっさんへご挨拶を済ませた後“倉手山”へ!


飯豊山荘から仙台方面(梅花皮荘方面)へ車で約3~4分戻ると
車道左側(玉川側)にほど広い駐車場、対面に登山口があります


登山開始から急な登りを約20~30分程で右手側(南西側)に
目指す倉手山頂が望めます


約1時間30分で山頂着!(一般参考タイムは2時間)


倉手山頂から飯豊連峰のパノラマ展望
左側(南南東)より飯豊連峰の主峰“飯豊本山2105.1m”と
エキスパートの道“ダイグラ尾根”その右(正面)に“クサイグラ尾根”
右端(南南西)に梅花皮(かいらぎ)岳
手前に“梶川尾根”湯沢峰


正面奥(南南西)に“梅花皮岳~石転び沢(中ノ島)~北股岳”
正面手前に“梶川尾根”梶川峰1692.3m


そして右側(西)には飯豊連峰最北端となる“朳差岳1636.4m”(正面)


山頂の素晴らしい展望を約40分程堪能して往路を下山
飯豊山荘側へも下山は可能ですがかなりヤブが濃く、倉手山駐車場までは
車道を約30分近く戻らなければならないので今回は往路にしました


ぴったり1時間で駐車場到着!(一般参考タイムは1時間20分)


下山後は“梅花皮荘”へ!
名物“栃の実入りそば”
(写真は天そば~栃の実そばと天ぷら盛り¥1,200)
をいただき“あの”温泉へ♪


“シシヤマ(熊狩り)の文化”(画像クリックで拡大します)


飯豊山荘と同じ源泉でお気に入りの温泉♪
靴づれや切り傷もまったくしみなく入れます、そして傷の回復が早い!
魔法の湯です、飯豊山荘のほうがより源泉に近いのですが
こちら梅花皮荘のほうはややぬるめで長く浸かっていられます


梅花皮荘”外観


帰り路立ち寄った“マタギの館”は残念ながら休館日…
その対面車道沿いに“飯豊山延命合掌観音”が鎮座していました

人々の寿命を延ばし、山岳安全・交通安全と幸せを願い
何時も明るく笑顔の観音様です

震災から早くも半年が経過しましたが
改めて亡くなられた方々へのご冥福をお祈りいたします
いまだ困難な避難生活を余儀なくされている方々へお見舞い申し上げます

私共のアウトドア館も、復興の見通しも立っていません
同じように慣れ親しんだ職場や学び舎を失った方々のお気持ちも察します

これからも山を通して、ゼビオを通して、人との出合いとふれあいを大切に
我々に出来ることを考えながらお力になれるよう努めてまいります


この飯豊山麓には
に認定されたブナの森“温身平(ぬくみだいら)”がございます

場所は山形県小国町、飯豊山荘に隣接した標高450mのブナの森です

温身平には全部で約5.5kmの散策路があり、ブナやミズナラ、ヤチダモ
等の巨木とめぐりあうことができ、科学的にリラックス時に強まるといわれる
副交感神経活動の活性化や、ストレス時に放出されるホルモン濃度の減少
更に森の香りの主成分であるα-ピネンと呼ばれる物質が
豊富に検出されています

心と身体のケアに、気分転換に、是非訪れてみてはいかがでしょうか?
高低差の少ない散策路となりますので初心者の方にも
無理なく歩いていただけます

これから紅葉の季節です、“飯豊山荘”をベースに目的や体力に合わせて
おすすめしたいエリアです!

本格登山⇒飯豊連峰(本山、北股岳、朳差岳)
気軽な日帰りハイキング⇒倉手山
癒しの自然散策⇒温身平

☆当店で開催する秋山机上講習会へも是非ご参加ください☆

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